昨日のISM非製造業指数は予想55.1に対し55.5と良好でした。
ADP雇用統計は+15.8万人予想に対し29.1万人、
また先日発表のISM製造業指数も48.5予想に対し節目の50を超える50.9となりました。
これらを受けてNYダウは+1.68%と大きく持ち直しています。
ISM製造業指数については、これまで米中の貿易戦争で投資を手控えていた企業が先月の部分合意を受けて一気に動いたこと、
また雇用はもともと堅調であったこともあり、
上昇に転じた形です。
またコロナウイルスに関しても中国やイギリスでワクチン開発のめどが立ってきたということも材料視されています。
現在気になることとしては、
・コロナウイルス時FRBの追加金融緩和に期待する声が散見されたが、今回の指標の結果では遠のきそうであること
・コロナウイルスによって実際に工場が止まっていることに対しての経済へのインパクトはどの程度か(来月~再来月当たりの指標に影響か)
・アメリカはこれでよいとして、地政学的により影響の大きい日本市場はどのように上記影響を織り込むか
このあたりとなります。
取り急ぎまた動画でもまとめようと思います。
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